2021年10月17日
アロマセラピーの3つの特性について

アロマセラピーが植物の香りでリラックスしたりリフレッシュすることはご存知でも、精油が肌や体へも働きかけることは知らなかったという方は多いです。
私が20年以上前にアロマセラピーを学ぶきっかけになったのは
「植物の香りは自然治癒力を高めます」
というフレーズに強く惹かれたことにあります。
「なぜ香りが?」という驚きがありました。
アロマセラピーとの出会いについて
学んで知ったのですが、植物が自分を守るためや子孫を残すために作りだす成分が香り成分なのです。
それを人間も活用できるってすごいなあと思います。
精油は「心への作用」「体への作用」「肌への作用」と働きを3つにわけて説明することが一般的です。
例えば、アロマセラピーで代表的なラベンダーの精油を例に挙げると以下のような働きがあります。
【心への作用】
鎮静作用が強く、緊張や興奮を鎮めてリラックスした状態に導きます。
【体への作用】
自律神経のバランスを取り副交感神経を優位にして、心拍、血圧などに働きかけます。
鎮痛作用がありさまざまな痛みを鎮めます。
免疫力を高める作用や、殺菌作用があることから感染症の予防にも効果的です。
【肌への作用】
優れた抗炎症作用で、日焼けや火傷などの炎症を鎮めます。
抗菌作用が様々な肌トラブルの改善を助けます。

精油は薬ではないですが、植物のたくさんの力を私たち人間も役立てることができるのです。
アロマセラピーは治療ではなく家庭でのケアを得意とします。
健康に関心のある方は(皆さんあると思います)ぜひアロマセラピーをもっと知って、ご自分やご家族の健やかな毎日のために役立てていただきたいと思います。
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